生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 —その魂の召喚—

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  • 生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 —その魂の召喚— 《屋上の邪保》昭和41年(1966) 個人蔵
昭和に改元される前年の大正14年(1925)に生まれ、昭和61年(1986)に没した牧野邦夫は、まさに「昭和という時代を生きた画家」でした。昭和18年(1943)、東京美術学校(現・東京藝術大学)油絵科に入学、伊原宇三郎、安井曾太郎から指導を受けますが、同20年(1945)5月に召集され、翌年復学。同23年(1948)に卒業したのちは、特定の絵画団体などに所属することなく、個展を開催して発表を続けます。権威的な画壇とは無縁だった牧野の作品は、美術館にはほとんど収蔵されず、個展を開催するたびに熱心な個人コレクターが買い求め、その多くが秘蔵されてきました。少年の頃に憧れたレンブラントを終生敬愛し、古典的な写実技法を突き詰めた創作を模索し続けた牧野。本展では、コレクターの方々が秘蔵する作品を中心に、昭和時代を駆け抜けた牧野の画業を振り返るとともに、令和の時代にその作品の意義を問いかけます。
日程
2025年10月11日(土)~11月16日(日)
10:00~19:30(受付終了19:00)
料金
1,200円
場所
美術館「えき」KYOTO
休館日
会期中無休

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